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Guida al Ricamo Hedebo [白糸刺繍・ニードルレース]


Guida al ricamo hedebo

Guida al ricamo hedebo

  • 作者: Stefania Bressan
  • 出版社/メーカー: Il Castello
  • 発売日: 2012/05
  • メディア: Perfect


題名:Guida al Ricamo Hedebo 作者: Stefania Bressan 出版:IL CASTELLO
ぺージ数:64 カラーソフトカバー。 作品数:3 

hedebo刺繍の刺し方(イタリア語)
カットワークヘデボについて書かれています。
イタリア語なので私も絵や図を見て判断しています。
日本語だと、大塚あやこ著 白糸刺しゅう(2007年3月の記事を参照してください)に
今のところ勝るものはないと思いますが、図や絵はこちらもかなりページを
割いているので刺し方をいろいろな角度から見てみたい方にはおすすめです。

基本的な刺し方は以下のように図で説明してあります。
blog3.jpg

基本的な刺し方を応用したかがりは写真で解説


かがりの種類は下の左ページのように「白糸刺しゅう」の本に載っていないような、
ちょっと豪華というか複雑なものも載っていますので
(もちろん「白糸刺しゅう」に載っているものもあります)
その辺はこの本のよいところです。
かがり方はひとつのかがりに付き10-15枚程度の写真が
載っていてかなり丁寧です。

実際の刺し方としてはリックラックを作るとき、上の段に上がるのにボタンホールを
ひとつひとつ戻る刺し方でした。この辺は「白糸刺しゅう」の本とは違いますが、
どちらが正しいということではないと思います。
ただし、写真で見ると縮小されているのでピンときませんが、
これだけ複雑なかがりを入れるのは割と大きな窓(穴)を
あけなくてはならず、これで表紙のような作品を作ろうと思うと
全体的にかなり大きな作品になります。日本人の好みからいうと
やはり「白糸刺しゅう」の本のほうが繊細で美しいということになりそうです。
また、ふちのデザインについては2-3種類載っていますが、
サテンステッチの部分については特に図案はなく、
かがりを勉強するためのガイドに重きを置いています。

実際に図案が載っているのは、しおりと額に入った小品。
もう一点リングピローの図案のみです。
使用布はlino sotema 444, 使用糸は matassina de ricamo DMC n35となっており、
ほかのページで「cotone」の文字があるのでアブローダーの35番かな?とも思うのですが
よくわかりません。
(アブローダーの35番はすでに廃番、現行品は16,20,25,30番。
イタリアのホワイトワークには「DMC RETORS D'ALSACE」という糸も
使われるようですが、こちらの番手は5,8,12です。)


表紙、内表紙の作品は参考作品らしく、特に図案等はのっていません。
blog1.jpg
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