Schwalm Embroidery [シュバルム]
Schwalm Embroidery: Techniques and Designs (Milner Craft Series)
- 作者: Christine Bishop
- 出版社/メーカー: Sally Milner Pub
- 発売日: 2008/08/05
- メディア: ペーパーバック
題名:Schwalm Embroidery: Techniques and Designs (Milner Craft Series 著者:Christine Bishop 出版社:Sally Milner Pub p112 白黒チャート 使用糸 コットンアブローダー 12番-25番 作品数は大小あわせて9。
かなり前、まだシュバルムという名前が浸透する前に、一度洋書専門店でみたのですが、そのときは却下し、その後数年立ってから買い足した本です。
最初にテクニックを学びたいなら日本語の本の方が親切ですしわかりやすく(2007-03-29参照)、デザインで選ぶなら 1番したにリンクを張った本(2006-05-11参照)のほうが正統的なシュバルムのデザインでお勧めです。
最初に却下した理由はデザイン的に「アメリカのものは、やはり本場のものとは違ってどことなく垢抜けない。」と思えたこと。チャートや説明図が手書きで雑な感じがし、いまひとつ正確さに欠けるような気がしたこと。テクニックを学ぶには写真が少ないような気がしたことなどがあげられます。
しかし、その後数年たって見ると、デザインは他のものにはないおおらかさというか可愛らしさも感じられ、
説明書きも写真こそないものの、手書きで何通りも図解入りで詳しく書かれています。また説明文も平坦な英文で理解しやすいことがわかりました。
伝統的なものとはちょっと雰囲気を変えて楽しみたい、これはこれとして、新しい感じを取り入れたい、といった方にはお勧めです。
シュヴァルムの白糸刺繍 [シュバルム]
題名:シュヴァルムの白糸刺繍 作品デザイン・ステッチ監修:大塚あや子 出版社:雄鶏社 64p 白黒チャート 使用糸 アブローダー
美しいカラー写真を多用し、シュヴァルムの刺し方についての解説も初心者の人から出来るように丁寧にしてあります。
チャートと共に刺し方が載っている作品数は10。バッグ、リングピロー、クッションなど、比較的小さめから中程度の作品が主です。
(画像に載せたのは刺し方が載っているもの。)
本の中の写真では大きなサンプラーなど素晴らしい作品が載っているのですが、残念ながら参考作品として載っているので、チャートがないものもあります。
フィリング(枠のなかを埋めるかがり)は11種。カラー写真付きで丁寧に刺し方が載っています。
また幅の広いヘムステッチの変形等が6種類載っているので、縁かがりとしても使えるので嬉しいです。
Schwalm whitework [シュバルム]
題名:Schwalm whitework 著者:Renate Fernau 出版社: Lacis publications。ソフトカバー、22.95ドル。 72p カラー。 英語。
もともとは恐らくドイツの本です。ドイツ名は「Hessenstickerei」表紙は英語版と同じ写真で、文字のところに少し赤が入っています。
お友達に勧められて、見せて貰ったら、内容が良かったので買い求めて愛用しています。
シュバルムに興味のある方は知ってるという方が多いはずです。
nordic needleかドイ手芸さんで購入可能です。
ドイツ語版は絶版になっているようです。
パターン(型紙)はついていないので、本にのっている形のものを正確に
写して使うという事はできませんが、
とにかく形、かがりの種類が豊富で、刺し方の説明も洋書にしては親切な方です。
模様の内側のかがりだけでなく、模様の外側の刺し方等もある程度載っていますし、
写真もはっきり映っているので、参考にしやすい本だと思います。
内容が同じかは不明ですが、最近同じ題名同じ作者で日本のアマゾンでもこちらが可能になっています。
ページ数、題名が一緒ですが、表紙が違うので内容が一緒かどうかは分かりません。分かったらこちらでも追記します。
6/1追記:ドイツ在住Kさんより「出版社は違いますが、内容は一緒です。」というご連絡を頂きました。
Kさん情報どうもありがとうございました。