A schoolgirl's work

題名：A schoolgirl's work samplers from the spencer museum of art 著者：Barb adams and alma allen 出版：Kansas city star books (米） ぺージ数103ページ　カラー（チャートは白黒）　ソフトカバー　
作品数：9個（Blackbird deisign）　糸 clecent colors、gentle arts（DMCへの対応あり）。


前半は24のアンティークのサンプラーについての写真と解説↑。
写真は全体図と部分的な拡大、裏面の写真などが載っています。
拡大と言ってもそれほど大きく載っているわけではありません。
サンプラーはクロスステッチだけでなく、フリーステッチも含まれ、主に小中学生くらいの年代の子の作品のようです。サンプラー中に刺されている、英文の文章なども載っています。
アンティークサンプラー自体のチャートは載っていません。

後半はブラックバードデザインによる9つの作品とそのチャート。
サンプラーからヒントを得て、ということなのか、割とおとなしめの静かな作品が多いです。

Cross-Stitch: Beautiful Projects to Enhance the Home

Cross-Stitch: Beautiful Projects to Enhance the Home (Inspirations (Paperback Southwater))

• 作者: Lesley Stanfield
• 出版社/メーカー: Southwater Pub
• 発売日: 2001/04
• メディア: ペーパーバック

題名：Cross-Stitch: Beautiful Projects to Enhance the Home 著者：Lesley Stanfield　出版：Southwater Pub (英） ぺージ数９６　カラー　ソフトカバー　７．９５ポンド。
作品数：２０。カラーチャート。糸は作品によりDMC, Anchor対応、１点のみPatrna persian yarn。
クロスステッチで刺したものを家の中で活かす為に作られた本のようです。
カードの作り方、額入れの仕方を始め、エプロン、ピローケース、ピンクッション（なぜか魚型）、書類ばさみ、椅子カバー、ハンガーカバーなどの作り方が写真入りで紹介されています。手縫いと言うよりは、ミシンを使って仕上げるものの方が多いです。大きさなどの表示は英文中に入っています。

写真下から２番目のニワトリや表紙写真右上のエプロン（赤一色刺し）がどことなくフランスっぽくて良さそうに思えたので買ってみた本です。
紹介されているデザインは全て巻末に図案が載っています。アルファベットも２種類（１つは４５度に傾いているのでハンカチやナプキンのスミ用かな‥）載っています。

Cross stitch samplers

題名：Cross stitch samplers　著者：Jane kendon　出版：St. Martin's Press ぺージ数120　カラー&白黒。　ソフトカバー　＄９．９５　絶版。
作品数：１０、白黒チャート。糸はDMC, Anchor対応。
1970-1980年代に作られた作品らしく、どことなく古い感じはあります。
アメリカのサンプラーらしく単純であっさりしたものが多いです。バックステッチはありません。
作品によってはどことなく北の方の影響もが有りそうな気もする
ちょっと不思議なサンプラーです。
色数は一作品に１０色程度、写真で見る限り色味は渋いものが多そうです。
素朴ですが、やさしい感じもあっていつか刺してみたいなぁと思っています。
１０作品のチャートの他に、１３ページ、アルファベット、ボーダー、木や鳥、
花、人物などの小さなモチーフが載っています。
（小さいものが１００種類ほどありますが、色指定は無し）
額縁の選び方、サンプラーを自分でデザインする時のガイドなどが文章で載っているようです。

Animal Embroideries & Patterns

Animal Embroideries & Patterns: From XIX Century Vienna, from the Nowotny Collection

• 作者: Raffaella Serena
• 出版社/メーカー: Antique Collectors Club Ltd
• 発売日: 2002/07/31
• メディア: ハードカバー

題名：Animal Embroideries & Patterns　著者：Reffaella Serena　出版：Antique Collectors Club Ltd (1999)、ハードカバー: 236ページ、カラー、大型本。
3/14に紹介したEmbroideries & Patterns of Nineteenth Century Viennaと同じ作りの本です。
ニードルポイント、クロスステッチの作品集。カラーチャートがそのまま写真として載っているタイプ。巻末に取り上げてある作品以外に、色番号や、色名はありません。
写真集の中から巻末に白黒できちんとチャートがおこしてあるものがついており、
そちらはDMCの色ナンバーが付いています。
今回もこちらに載せた写真は巻末にチャートが載っているものを選びました。
（写真１枚目左上動物が４つ載っているものはこの右側にも別の４種の動物がついている横長の長い図案です。一番下猫の図案は左上の白い猫はチャートが載っていません。）
「Embroideries & Patterns of Nineteenth Century Vienna」の表紙、鳩の図案はなぜかこちらの本に掲載されています。
「犬」「猫」「鳥」「鹿」「馬」などに分類されていて、鳥やうさぎなど、可愛らしいものもいくつかあるのですが、どちらかというと狩りの図案や、鹿も牡鹿でリアルなものが多く、好き嫌いの分かれそうな本です。

Embroideries & Patterns of Nineteenth Century Vienna

Embroideries & Patterns of Nineteenth Century Vienna: Embroideries & Patterns from Nineteenth Century Vienna from the Nowotny Collection (Embroideries & Patterns from Nineteenth Century Vienna from the Nowotny Collection)

• 作者: Raffaella Serena
• 出版社/メーカー: Antique Collectors Club Ltd
• 発売日: 1999/01/01
• メディア: ハードカバー

題名：Embroideries & Patterns of Nineteenth Century Vienna　著者：Reffaella Serena　出版：Antique Collectors Club Ltd (1999)、ハードカバー: 208ページ、カラー、大型本。

ニードルポイント、クロスステッチの作品集。カラーチャートがそのまま写真として載っているタイプです。巻末に取り上げてある作品以外に、色番号や、色名はありません。
チャートとして判読可能なものよりは、判読不可能なものの方が多く、見て楽しむものが殆どです。
ただし、この写真集の中から巻末に白黒できちんとチャートがおこしてあるものがついており、
そちらはDMCの色ナンバーが付いています。
（wooｌ用と２５番刺繍糸番号と両方。同じDMCなので番号は共通しているものが多いです。）
今回、こちらに載せた写真は一番最後の６つのモチーフの写真と表紙の鳩を除き、
全てチャートを載っているものを選びました。
女の人と動物のチャートで約１４０ｘ９０目程度。この大きさ程度の図案が約２０個。
これより小さな一番下写真のモチーフ程度の大きさのものが約１５個載っています。
殆どが花の図案です。サンプラーや、動物は少ししか入っていません。
写真上段中央の花かごはSerendipity designsで、写真中央の青い花に白い小花の入ったものは、OOEで殆ど同じチャートが出ていたと思います。

Berlin work samplers & Embroidery

題名：Berlin work samplers & Embroidery of the nineteenth century　著者：Reffaella Serena　出版：DMC Lacis ぺージ数２２３　カラー、ハードカバー、大型本。
とても大きくて重い本です。32cmx24cm、厚さ2.5ｃｍもあります。
海外からの発送は送料に気をつけた方が良いです。
同じ表紙でプチポワンの題名の本がありますし、英語版でなく、フランス語版もあるようです。
（フランス語版でプチポワンの題名は「L’ART　DU　PETIT　POINT」出版社はDMC,ARMAND COLIN）。内容は同じだと思われます。
著者のRaffaella Serenaはこの時代のニードルポイントやクロスステッチの図案の収集家のようです。introductionはMarina carmignani。

前半は主に古いサンプラーの作品写真を交えた解説分。
後半は上記のようなカラーチャートの写真が訳１００種類のっています。
カラーチャートと言っても色番号や、色名がのっているわけではなく、
古いニードルポイントのチャートをそのまま写真として載せてあるだけです。
大きな作品のものは細かすぎてここから判読して刺すのは難しく思います。
約半数はチャートとして判読は可能ですが、カラー写真を見ながら自分で色を決めないといけないので、かなり刺繍に慣れた方、もしくはニードルポイントを刺される方でないと実際に刺すのは難しそうです。
額入れする為の作品もあれば、ボーダー、バック、スリッパ等に使用する形のものもあります。

中～小さめの作品（モチーフが主）は白黒でチャートにおこしてあり、
そちらはDMC２５番の番号が付いています。
下の写真の右上花かご、左上花束、真ん中上のバラのボーダー、左中央上のきつね、中央下の２羽の鳥がいるモチーフは白黒チャートありです。他には小さめのリースや上記作品のような小さめの花、小動物などがチャートとして載っています。
白黒チャートがある作品は全部で３０程です。

また、本の表紙のデザインのみ大判の別紙カラーチャートがついていて、そちらにもDMCの糸番号が載っています。

クロスステッチのメーカーではこれらの作品から図案をおこしたであろうと思われるものも多く、
Ellen Maurer-Stroh、OOE他にも似たようなタイプのお花の図案は数多くあります。
また、表紙作品は５－６年前のJust cross stitchでも同じ作品がチャート入りで掲載されていました。

The Proper Stitch （旧版）

題名：The Proper Stitch: A guide for counted thread　著者：Darlene O'Steen　出版：Just Cross Stitch ぺージ数１４４　カラー。１９９４年ハードカバー。
作品数：２、カラーチャート。糸はSoir d'Alger（シルク糸）対応。

今回こちらに載せているのは１９９４年に発売された旧版です。
写真４枚目のように、特殊ステッチの刺し方が丁寧に載っています。
刺す順序が番号つきで、カラーで大きく載っているので、とても分かりやすいです。
また、糸を替えるときの処理の仕方、角の曲がり方などがステッチによっては載っているので
そういうところも刺す方としては親切な解説書だなぁ、と感じます。
説明文（英文）を読むと、もっと詳しいコツのようなものも書いてあるようです。
古いサンプラーの参考写真は所々にカラーで載っています。
チャートが載っているのは写真２枚目「The proper stitch sampler」、と写真３枚目「Our English Heritage Sampler」の２つ。どちらもNeedle's prayseの作品のようです。
この２作品を作るのに必要な特殊ステッチを詳しく解説している本とも言えると思います。
新しい版に関しては２００６年１２月発売予定で２４ｐ、５つの新しいステッチの解説が追加となるようです。（全１６８ｐ、定価４５ドル。）
参考の為、crisscrossrowのページを貼っておきます。
http://crisscrossrow.com/Merchant2/merchant.mv?Screen=PROD&Product_Code=BKPS06&Category_Code=NEW
このページの解説だと、チャートが３つ掲載となっています（The Proper Stitch Sampler, The Tudor Rose Sampler、The Pinkes Sample）。
The Proper Stitch Sampleは同じで、
The Pinkes Sampler
http://crisscrossrow.com/Merchant2/merchant.mv?Screen=PROD&Product_Code=NPPinkes&Category_Code=NP
が新たに追加になったように思えます。
The Tudor Rose Samplerの画像を探してみた所、
http://www.darklilac.com/product/the-needles-prayse-the-tudor-rose-sampler/2918
↑これが出てきました。
The proper stitch sampleとは似ていますが少し違うようです。
（新しい版の表紙はThe proper stitch sampleの中央部分の画像ですね。）
じゃあ「Our English Heritage Sampler」The Tudor Rose Sampler、The Pinkes Sampleは削られてしまうのか？とも思ったのですが、
他に発表されている解説を読むと、「2 never before published projects」と書いてあるサイトも多くあり、２作品がとだけしかわからないので削られる分はないのでは？とも考えられます。
私もまだ新しい版を見ていないので新しい版については実際のところがよく分かりません。とりあえず参考まで。

追記：新しい版に載ってる作品は「The Proper Stitch Sample」（表紙の次の縦長サンプラー写真の作品）に「The Tudor Rose Sampler」「The Pinkes Sample」の３作品。旧版の表紙（このページの画像下から２番目）「Our English Heritage Sampler」は新しい版には載っていないことが分かりました。

Cross Stitch Designs from India

Cross Stitch Designs from India

• 作者: Carol Phillipson
• 出版社/メーカー: Guild of Master Craftsman Pubns Ltd
• 発売日: 2004/09
• メディア: ペーパーバック

題名：Cross Stitch Designs from India　著者：Carol Phillipson　出版：Guild of Master Craftsman Pubns Ltd　ページ数１７４　カラー、定価１７．９５ドル。
作品数：約５０、全て図案あり。カラーチャート。糸はanchor対応。
題名だけだとちょっと手が出ませんが、お友達に見せて貰ったら以外と使えそうな図案もたくさんありました。ちょっとエキゾチックなインド風のクロスステッチという感じです。
個人的には下の動物のベルプルがお気に入り。
お花の他に、建物、ペイズリー柄の図案等も載っています。

55 Flower Designs

55 Flower Designs: For Cross Stitch, Canvaswork and Crewel Embroidery

• 作者: Jane Greenoff, Sue Hawkins
• 出版社/メーカー: David & Charles UK
• 発売日: 1995/09
• メディア: ハードカバー

題名：55 Flower Designs: For Cross Stitch, Canvaswork and Crewel Embroidery 著者：Jane Greenoff, Sue Hawkins 出版社: David & Charles UK, 1995年出版　絶版。ハードカバー、24.95ドル
１２８ｐ　作品数：３１　白黒チャート。糸はDMC、anchor、appleton対応。
ソフトカバー版は下の一番上ポピーの写真で白地　（こちらも現在は絶版）。

１つの図案を普通のクロスステッチ、ニードルポイント、フランス刺繍の技法で刺すとどうなるかを試してあるちょっと変わった本です。ニードルポイントに関しては写真いちごの図案のように主要部分をサテンや他のステッチを使い、地の部分をニードルポイントで刺す方法も紹介されています。花は殆どが一片５０～６０カウント程度の大きさです。表題は５５になってますが、実際は３０種弱の花の図案に対して、色々なステッチで刺したものが載っていました。チャートに対して出来上がり写真は全て載っています。

Cross Stitch Antique Style Samplers

Cross Stitch Antique Style Samplers

• 作者: Jane Greenoff
• 出版社/メーカー: David & Charles
• 発売日: 2005/10/15
• メディア: ハードカバー

題名：Cross Stitch Antique Style Samplers　作者：Jane Greenoff　出版社：David & Charles
ハードカバー：106p　カラー　定価24.99ドル　作品数：大きめのサンプラーは１２、その他小さめ５
カラーチャート、使用糸はDMC及びアンカーの２種。
お友達のサイトに触発されて買った届いたばかりの本です。アンティーク風サンプラーと言う事で、
かなり期待していたのですが、実は届いたのを見た瞬間は「うーーー、今ひとつイメージしてたのと違う。」と思いました。この本の中に参考作品として載っているオールドサンプラーが素敵なだけに
「バックステッチが多くて、これはサンプラーとは言い難い気がする。なんだか中途半端だ‥。」と少々気落ちしました。
鳥とリボンとばらのサンプラーはBSも少なく、かなり好みだったので満足。(amazonの参考ページで裏表紙に載っています。） 手元に置いて２－３日眺めるウチに、
「これはあくまでアンティークスタイルのサンプラーなのであって、オールドサンプラーとは別ものと考えた方がいいのかも。」
と考えが改まってきました。そう思えると、これはこれでなかなか見所があって良いかな、と言う気がします。
色が落ち着いていながらもオールドサンプラーよりも優しげで綺麗な色遣いですし、
そのせいか、一部分を取り出して小物にしてもすんなりと落ち着きます。
大きな図案の一部分を使う例は本の中に多く載っています。
縦長サンプラーには、糸を引き抜いてかがるヘムステッチの技法や、Doves Eye他、
思いの外色々な技法が数多く、少しずつ使われており楽しそうです。巻末には刺し方のページがあります。
下の画像一枚目のランニングステッチでチェック柄を出す技法等はオールドサンプラーだともっとみっちり埋まるものが多いですが、
この本に載ってるのはステッチの埋め具合が少なく、軽い感じがします。
オールドサンプラーで大きいと連続模様や、特殊ステッチも刺す部分が多いので重厚な仕上がりの分刺すのは大変ですが、
この本のものはオールドサンプラーの形式を取りながらも軽やかな雰囲気の現代風サンプラーになっています。